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からだメンテナンス - Shinka

ハーブの女王『よもぎ』

『よもぎ』は、古来から医療用として用いられた薬草で、

葉の裏にある細かい綿毛からなる「もぐさ」を鍼灸治療のお灸として利用しています。

食用では春先に、若葉を摘んでゆでてから草餅や草団子に、

漢方では、艾葉(がいよう)といい、止血薬として、

民間では古来から切り傷などの止血に用いられてきました。

 

『よもぎ』には春を感じさせるようなさわやかな香りがありますね。

主な香りの成分はシネオールとαツヨン。

シネオールは、高ぶった神経を鎮静化しイライラ解消、安眠作用、利尿作用があります。

αツヨンには、高い殺菌・防腐効果があり、爽快感とリラックス効果をもたらします。

 

セルフケアで簡単にできるお灸のように、手軽に楽しめる『よもぎ茶』もオススメです♬

『よもぎ茶』には、アンチエイジングや美肌、ダイエット、貧血や更年期障害の改善、

体内の血行を良くする効果などが期待されています。ノンカフェインでビタミン、ミネラルも豊富。

(よもぎやキク科アレルギーの方は、お控えください。<(_ _)>)

 

当院のお客さまに試飲していただくと、

皆さま口をそろえて「ハーブティーみたい」とおっしゃってくれました。

ホットだと香りが良く、冷やしてもスッキリした味わいをお楽しみいただけます♬

コロナ禍で休止しておりましたドリンクサービスの再開を機に、ご用意してお待ちしております(*^-^*)

 

『よもぎ茶』取扱店

よもぎ蒸しリラクゼーションサロン【&Onアンドオン】様

秋田県仙北市角館に2024年夏頃Open予定のお店です。

入浴用の『よもぎパック』もオススメです。

 






セルフコントロール

お灸に使用されるよもぎ。その香りは「シネオール」という精油成分で、

副交感神経の働きを高めてくれる効果や、脳を落ち着かせる効果、睡眠を促す効果など

リラックス作用があると言われています。

最近のお灸は、アロマのように香りが楽しめるようになっています♬

『時間帯』や『気分』で香りを使い分けるのもオススメですよ(*^-^*)

憂うつやイライラ、不安や悲しみなど、様々な感情のコントロールにも、

お灸の温熱と香りがお役に立てます。






『ものもらい』にお灸

4月も気がつけば半月が過ぎ去っていますね。

そろそろ新年度の疲れが出てくる頃ではないでしょうか?

 

先日、付き添いのお母さんが、中学生の娘さんが『ものもらい』になったと話してくれました。

対策はないかとネットで調べたところ、「指のツボにお灸をすると良い」とあったんですけど知ってますか?

と聞かれましたが、「知らないですね~(^^;)勉強不足です」と申し上げ、そのあと調べたところ、

『澤田流 二間(じかん)』というツボだということが分かりました。

WHO(世界保健機関)に認定されている361種のツボには含まれていない、

鍼灸の名人・澤田健先生が、通常のツボ「二間」よりも効果が得られるため使用したことから、

『澤田流 二間』という名のツボとして存在しております。

 

中学生の娘さんも、目薬との併用ですが、一日数回このツボにお灸をしたら、二日目くらいでなんとなく少し良くなった気がするとのこと。『ものもらい』の原因は、細菌や汗などの分泌物によりますが、ストレスや睡眠不足による免疫力の低下も原因と考えられています。

皆さまもいまいちど生活スタイルを見直して、セルフケアにお灸を取り入れてみるなど、早めの対策をしてみてはいかがでしょうか(*^-^*)

 

今回は、お客さまから調べる良い機会を与えてくださったことへの感謝と共に、まだまだ勉強が足りないと痛感いたしました。

本を開いて2、3行で睡魔に襲われる私ですが、もっともっと臨床に活かせる本を読んで、お困りの方々のためになれるよう日々精進いたします!






刺す鍼が苦手な方にも◎

先日、ゆうべ小児勉強会が主催する『ベビーてい鍼アドバンスコース』を修了して参りました。

(「ベビーてい鍼」とは、ゆうべ先生が考案された先の丸い施術具で、当院の『刺さない小児はり』で使用しております)

 

『小児はり』と聞くと、子どものための鍼なのかな?と思われますが、実は大人にも効果があるんです!

つらい首の痛みや肩の痛み、そして美容にも\(^o^)/

写真は、ゆうべ先生に施術していただいたビフォーアフターです。

「頬と顎のラインがスッキリしましたね」とおっしゃってくれました。

自分で触れてみると良く分かりましたが、ご一緒した先生方に正面から見ていただいても「スッキリしましたね」のお声が。\(^o^)/

 

施術時間は、5分程度。

ご自分のゆっくりした時間がなかなか取れないお母さん。

お子さまをお連れの際に一緒に施術を受けられたら、しかも時間をかけずにできるのなら…嬉しいですよね(*^-^*)

『刺さない小児はり』は、大人の方でも刺す鍼が苦手な方、時短で美容効果、痛みの緩和を得たい方におすすめです。

当院にお越しの際は、ぜひ体感してみてくださいね♬

 






子育てがラクになる

自律神経を整え、免疫力や自己治癒力を高めることを得意とする鍼灸。

小さい頃から鍼灸に慣れ親しむことで「何かあったら鍼灸に行こう!」

そう思ってもらえるよう考え、取り入れたのが『刺さない小児はり』でした。

 

先日、そのアドバンスコースを修了して参りました(*^-^*)

当院で使用している施術具『ベビーてい鍼』の考案者であり、

ゆうべファミリー治療院院長の夕部智廣先生による勉強会では、

自分の課題の解消や施術の復習、応用を学ぶことができ、とても充実したセミナーになりました。

何よりも練習させて頂いた先生方の反応が良く、

「おぉ!首がラク!」

「肩が上がる」

と嬉しいお声を頂いたにも関わらず私は「本当ですか?」と返してしまう始末(^^;)

私自身まだまだ半信半疑なようですが、効果は本物です。

このように、大人にも効果がありますので、刺す鍼が苦手な方や短時間で効果を得たい方などにもおすすめです。

基本対象は、生後2ヶ月~12才(小学生)まで。

お子さまの夜泣きや便秘、肌荒れ、アトピーなどのお悩みに対応しております。

 

『刺さない小児はり』は、刺激のコントロールが難しいため、鍼灸師だからといって誰もができる施術ではありません。

当院では、ゆうべ小児勉強会にて、ベーシックからアドバンスまでしっかりと学んでおりますので、

安心して施術を受けて頂けます(*^-^*)

 

子育ての困ったことや悩みごとの解決に、ひとりで悩まないで頼ってもらえると嬉しいです♬

 

 

 






古の知恵

【味噌灸:味噌で隔てたお灸を臍の真上に据える】

お灸のじんわり心地良い温もりが、味噌の発酵成分と相まって、

時間が経っても温熱がぽかぽか持続。

お腹の冷えや便秘、むくみの解消に。

 

味噌の芳ばしい香りにも

不思議と癒されます(*^-^*)

 

【味噌灸の活用法】

◎眼精疲労・睡眠不足に「メガネ灸」

 

◎元気が湧き出るツボ。老廃物の排出にも!

 






暑気払いに『ほうろく灸』

江戸時代、武将が夏バテした際に、兜の上から灸をすえたところ、たちまち頭が晴れ、全快したのが始まりだとか。

後に、兜の代わりに素焼きの皿「ほうろく」を用いたことから『ほうろく灸』と呼ばれる。

『ほうろく灸』は、弘法大使 空海が、頭の病や頭痛封じ、暑気払いに頭のてっぺんツボ『百会』にすえたことから、“土用の丑の日”お寺の伝統行事になっている。(諸説ありますのであしからず)

 

連日続く猛暑からか、なんだか調子の悪い店主は、頭のモヤモヤを晴らすべく!

『ほうろく灸』を試してみた。

お灸のもぐさが燃焼して熱が伝わり終わるまで約8分。

素焼きの皿って熱伝導がイィんですね~。

ジンジンじりじり…

熱さを耐えしのぐべく「あーーーあーーー」と声を出しておりました(;’∀’)

もしかしたら、お寺では、お経がそれを払拭させてくれるのかも⁉と思いながらも

ほうろくをちょいと浮かせてみたりして。

表面温度もそれなりで、『百会』がしっかり色づいており巡りの良さを実感しました。

おかげで頭のモヤモヤもスッキリ!

直後もですけど、2日後くらいが調子よく感じます。

 

ご自身で『百会』にお灸をすえるのは、難しいかもしれませんが、『ほうろく灸』なら手軽にすえられますね。

秋田県内で『ほうろく灸』を体感できるのは、Shinkaだけかも⁉(*^-^*)

お楽しみに~♬

写真下:ほうろく灸の熱さからか、髪わさわさしてすみません(笑) 色の変化をご覧くださいね。

 






頭のてっぺんツボ『百会』

ヒトの体は、陰陽の対にあり。

14ある経絡(ツボを結ぶ道路)の陽を統括し、脳の調整を行う万能ツボ『百会』

 

あなたは、こんな症状ありませんか?

 

【めまいがする人】

症状:めまいや耳鳴り、ふらつきなどを伴う頭痛、目の充血

【イライラする人】

症状:ストレスがきっかけでのぼせる、イライラして怒りっぽく、首や顔がカーッと熱くなってのぼせる、手足のほてりを感じる。更年期にもよく見られる。

 

当てはまる人は、頭のてっぺん『百会』にお灸をすえるのが効果的!

『百会』には、体の上部に偏った陽気を整え、熱を冷ます作用があります。

ツボの取り方は、左右の耳の一番とがった所を結んだ線と正中線が交わるところで、少し凹んでいる所に取ります。

写真:ピンク色の丸いシールが『百会』

 






指圧5グラムの世界

シロクロ写真も味が出ますね。

私の手のシワや手荒れが物語っておりますがそれはさておき、

数字を読み取っていただけると今回の本題に入れます(^^)

 

今回、新たに導入いたしました「刺さない小児はり」。

これがまた奥深い。

施術前に5グラムの圧でふれて状態を読み取るのだから。

 

みなさん5グラムの圧ってどれくらいだと思いますか?

TANITAの計量器で計ってみたのですが、スクロールする圧で約30~40グラム、

タッチパネルにタッチする圧で50~60グラムの圧はかかっていました。

5グラムの圧がいかに繊細であるか、ご想像いただけるのではないでしょうか?

 

鍼灸治療では、ツボを探す際や状態を読み取るのに、中指でなぞるように軽くふれます。

これが私の知っている私の中の最弱の圧でした。

それを超える「指圧5グラムの世界」

実に面白い!

この圧と、「刺さない小児はり」で扱う‘ベビーてい鍼’の特性を理解して、正しい刺激を与えることができれば、

お子さまのからだは、素直に反応してくれます(*^-^*)

 

先日は、生後3ヶ月で便秘にお悩みのお子さまを連れたお母さんが来院。

5日ほど出ていなかった便が施術後、『帰宅して授乳後に出ました!』と嬉しいご報告をいただきました(*^-^*)

また1週間後にご来院予定です♬

継続的に体質改善のお手伝いをさせていただけると嬉しいですね。






‛はり‘に親しむ

 

『刺さない小児はり』の施術の際に、Shinkaで扱う‘ベビーてい鍼’は、

兵庫県明石市にあります「ゆうべファミリー治療院」の夕部智廣先生がご考案された‘ベビーてい鍼’です。

シンプルな形状で扱いやすく、刺激量がコントロールしやすいのが特徴です。

銅とハガネの2種類でその特性を生かせます。

素直な鍼なので、素直な子どもの施術に適しているのだとか。

 

店主は、『刺さない小児はり』って本当に効くの?と思っていました。

まだまだ鍼治療の盛んな地域ではないため、子どもの頃から親しんでもらえたらという思いで、

夕部先生のセミナーを受講させていただきました。

そこで体感したのは、『刺さない小児はり』は、大人にも効果がある!ということ。

(一緒に受講された皆さんはもちろんですが、店主も素直なのかもしれませんね)

 

まずは、パパママに『刺さない小児はり』をご体感いただければと思います。

そして、夕部先生の書籍が、子育てのお悩み解決のヒントになるかもしれません。

参考までに、ご覧になってみてはいかがでしょうか(*^-^*)

 

【ベビーてい鍼 左:銅/右:ハガネ】