江戸時代、武将が夏バテした際に、兜の上から灸をすえたところ、たちまち頭が晴れ、全快したのが始まりだとか。
後に、兜の代わりに素焼きの皿「ほうろく」を用いたことから『ほうろく灸』と呼ばれる。
『ほうろく灸』は、弘法大使 空海が、頭の病や頭痛封じ、暑気払いに頭のてっぺんツボ『百会』にすえたことから、“土用の丑の日”お寺の伝統行事になっている。(諸説ありますのであしからず)
連日続く猛暑からか、なんだか調子の悪い店主は、頭のモヤモヤを晴らすべく!
『ほうろく灸』を試してみた。
お灸のもぐさが燃焼して熱が伝わり終わるまで約8分。
素焼きの皿って熱伝導がイィんですね~。
ジンジンじりじり…
熱さを耐えしのぐべく「あーーーあーーー」と声を出しておりました(;’∀’)
もしかしたら、お寺では、お経がそれを払拭させてくれるのかも⁉と思いながらも
ほうろくをちょいと浮かせてみたりして。
表面温度もそれなりで、『百会』がしっかり色づいており巡りの良さを実感しました。
おかげで頭のモヤモヤもスッキリ!
直後もですけど、2日後くらいが調子よく感じます。
ご自身で『百会』にお灸をすえるのは、難しいかもしれませんが、『ほうろく灸』なら手軽にすえられますね。
秋田県内で『ほうろく灸』を体感できるのは、Shinkaだけかも⁉(*^-^*)
お楽しみに~♬
写真下:ほうろく灸の熱さからか、髪わさわさしてすみません(笑) 色の変化をご覧くださいね。